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クローズアップ現代“就職氷河期世代”夢はつかめるか

 2007-10-06
先日(2007年10月4日)のNHK「クローズアップ現代」を観ました。
テーマは、就職氷河期世代で正社員になれなかった人たち(30歳前後)が、中国で正社員を目指す、というものでした。


僕自身も就職氷河期世代で、就職活動ではかなり苦戦したんですが、なんとか正社員で就職した、という経験があります。


今の日本は、「空前の売り手市場」や「2007年問題」などといって、企業が新卒学生を青田刈りしています。


しかし、新卒採用がそれだけ活発になっても、僕らの世代が正社員になることは、依然として困難です。


そんな中で、中国で働く就職氷河期世代が大勢います。


番組で紹介されていたのは、そんな人が




仕事:中国大連にあるKDDIのコールセンターでの日本の顧客向けへの電話勧誘

給与:現地の人とほぼ同じ(時給20元、日本円換算で300円!)

メリット:終業後、中国語スクールに無料で通える




という仕事に就いて、中国語の資格を取って、現地の日本企業で正社員採用を勝ち取り「キャリアアップ」を目指す、というもの。


ここまで観て、ちょっとひっかかるものがありました。それは、

その言語を使って何の仕事をしたいのかが、見えない


という点です。


僕が大事だと考えているのは、


その言語を使って何の仕事をしたいのか


ということです。


単に、「日本語と中国語ができます」というだけでは、中途採用の対象にならないのは、火を見るより明らかです。


にもかかわらず、番組中に出てくる彼らが、そのことに気づいていない(気づこうとしていない?)ように見えたのが、とても気の毒でした。


番組中に出てくるパソナ(?)のCAも、面接でそのことを指摘していましたが、あの場で指摘するのでは、遅すぎます。


また、KDDIのこの採用の仕方は、あからさまに最低賃金法を脱法する行為なんじゃないでしょうか?


日本の有名企業の中にも、「キャリアアップ」を錦の御旗に掲げて、日本のフリーターにも劣る劣悪な環境で働かせる企業がある。


こういうことを改めて心に留めておき、転職先の企業をしっかり見極められるようになりたいです。

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